FXの口座を開設してチャートを開くと、多くの場合にはローソク足で表示されるでしょう。それに移動平均線が表示されているというケースも多いです。ローソク足はチャート分析の基本的なものですから、すでに取引をしている人の多くは理解しているはずです。しかしながら、意外と知られていないローソク足の読み方もありますから、学んでみる価値はあります。

いろいろな読み方を学べば、テクニカル指標を使わずにローソク足を見るだけで様々な分析ができるのです。例えば、上昇相場で上ひげが出れば、下落トレンドへの転換する可能性が高くなります。また、上昇相場で前日の陽線をすっぽりつつむ陰線が出れば、やはり下降トレンドの強いシグナルだと考えられています。もちろんですが、あくまでも可能性が高くなると言うだけの経験則でしかありませんから、外れることもあります。

当たることもあれば外れることもあるのが相場の予想ですから、これは仕方のないことなのですが、それを知っているだけでもFXの分析には役立ていることができるでしょう。ローソク足の分析方法としては酒田五法が有名で、これは過去に作られたものなのですが、現在でも愛好家は多いですし、実際の相場で役立つこともあります。慣れるまでは難しいのですが、ローソク足という視覚的なものに対して視覚的な分析を行うためのものですから、慣れてしまえば見ただけでサインを読み取ることができます。FXを取引する上で学んでおいて損はないです。