FXトレーダーのほとんどがファンダメンタルズよりもテクニカルで判断していると言われています。長期で取引する場合、ある程度のファンダメンタルズから予想する事は必要ですが、スキャルピングやデイトレードはテクニカルで取引するスタイルが一般的です。ファンダメンタルズを取り入れて取引するメリットは目先の値動きに一喜一憂する事なく、長期で資産運用できる点でしょう。FXは比較的、短期売買やデイトレードが人気ですが、スワップ金利といい、ポジションを持ち越すと毎日スワップ金利が付与される通貨ペアもあるので長期取引にも向いています。
ちなみにファンダメンタルズの戦略には対策金利や石油価格、株式市場など影響を与えますが、他にも戦争や選挙なども為替市場に大きな影響を与えるので注意が必要です。他にも貿易収支やインフレ率などがあります。ただ、すべてを分析して取引する事は難しいのでテクニカルが人気となっている理由でもあります。もちろん、テクニカル分析を理解するのに時間は掛かります。
しかし、一度理解すると長期間戦略として使えます。金融の知識がない方や難しい金融用語を知らなくてもテクニカルを理解すると利益を得る事は可能です。また、プロのトレーダーにもファンダメンタルズ派とテクニカル派がいると言われていますが、最近はテクニカル派が多いようです。ですから、FXを始めるならまず、基本的なテクニカル分析から学んでいくのがいいでしょう。